たむきょーのフィンランド留学記🇫🇮(その後)

学生時代フィンランドへ留学していました。将来はフィンランドの大学院へ進学し、博士を取りたい。 フィンランド教育×教員の多忙問題×英語教育を記事にします。教員をしながらBetterEducation@群馬にてワークショップ活動を行っています。

Education is Wasted!!!!

“Education is Wasted”

 

日本への留学経験のあるとあるフィンランド人と日本の教育について議論していた時に彼がいっていたことです。

 

なぜ勉強するのか?と問われたら「テストがあるから、入試に合格するため」と答えるのが日本の状況を加味するとしっくり来ます。皆受験期は死ぬほど勉強します。それはいいことです。

 

そして入試に合格し、大学に行きます。では日本では、大学に行くことにどんな意味があるでしょうか?

 

大学は学問の場です。学問が不要な人間にとっては大学は不必要なものです。

 

では、果たして日本人の何割が学問を追求するために、死ぬほど勉強し、辛い思いをして入試を目指すのでしょうか?私の感覚値になってしまいますが、割合はそれほど多くないように思います。もちろん私もそんなこと考えていませんでした。

 

一般的な大学生を見れば明らかです。大学に入った途端遊び呆け、なんとなく楽単を取り、バイトに明け暮れ、大学時代は楽しかった!という感想とともに卒業して行きます。

 

なぜそれが一般的な大学生像になっているのでしょうか?

果たしてそれが大学生のあるべき姿なのでしょうか?

 

ところで、就活の際GPAはあまり参考にされないというのを聞いたことがあります。それよりも出身大学でで判断されることが未だに多いようです。後よく聞くのがコミュ力ですね。GPAを参考にしていないというのは大学という教育機関に対する不信感の表れであり、そこでの学問を過小評価しているようにも思えます。

 

そうなると大学での学びは非常に簡素に聞こえます。「何を学んだか」よりも「どこへ行ったか」なんですから。

 

フィンランド人の彼の言葉を借りると”Education is Waste”だそうです。

 

今週大学で色々な人と話す機会が多くこんなことばかり考えていて充実しています。

 

本を読む、講義に行くだけが学びじゃないですね。

 

PS. 課題が増えて来て内容のあるブログをかけてはいませんがごめんなさい🙇‍♂️

修正します!